保険の担当者は何人?
「ワンストップサービスのすすめ」
2022年8月30日公開
昭和の頃から保険に加入する「よくある流れ」はこんな感じかと・・・
・就職したら職場に保険の営業さんが来て「生命保険(医療保険)」に加入
・結婚して新居を借りるときに不動産屋さんから「火災保険」加入
・車を買ったときにディーラーで「自動車保険」に加入
・子供ができて○○局で「学資保険」に加入
・家を買ったときにローンと一緒に銀行で「団体信用生命保険」に加入
昔から日本では「その都度出会った人から保険に加入する」というケースがほとんどなのではないかと思います。
このケースで、引っ越しや万が一があった時の手続きなどの連絡先は、各保険ごとにバラバラです。
管理も大変でしょう。
乗合代理店とは
「乗合代理店」という言葉をご存じですか。
乗合代理店とは、複数の保険会社の商品を取り扱う代理店のことで、1996年から始まりました。
2000年にはいり、いわゆる保険の来店ショップという形態が生まれましたが、
それまでは一つの保険会社の営業員が保険を販売してまわるというスタイルで、
「お客様自身が保険に加入するために店舗にわざわざ足を運ぶ」というのは
業界では考えられないことでした。
でも家電で考えるとわかるように、
Aというブランドの営業に勧められたから買う、というより、
量販店に行ってA,B,C・・・いろんなメーカーのいろんな特徴のある商品の中から選んで買う、
というのが本来の消費者行動だと思います。
本来は保険もそうあるべきですが、
いまだに来店ショップなどの乗合代理店のメリットを享受できていない人が圧倒的に多い気がします。

ハードルが高い?
「保険」という商品は面倒くさい、よくわからないという意見をよく聞きます。
だからこそ手間は出来るだけかけないで分かりやすくいきたいものです。
前半でお話したように「保険ごとに担当者がバラバラ」という状態より
生命保険も自動車保険も、「保険」と名がつくものについてわからなかったら
とりあえず担当の○○さんに電話すれば解決してくれる、という状態の方が
楽ちんであんしんなのではないかと私は考えます。
生損保の乗合代理店なら、自動車事故で入院となったときも、
自動車保険と医療保険の手続きを一つの窓口でやってくれます。
家電や車より高額!?
毎月○千円から○万円、長年にわたって払い続ける保険という商品は、皆さんが考える以上に高額な出費です。
だからこそしっかり選んで、ちゃんと加入すべきです。
「乗合代理店」を上手に利用することで、無駄な出費がなくなり、自分自身でもちゃんと納得した保険に加入し、万が一の時も安心、という状態をつくることは可能です。
もちろん一社専属のプロフェッショナル的な営業さんには及ばないことがあるかもしれませんが、
常に「保険も家電と同じ感覚で」希望を遠慮なく伝えて、しっかり選ぶことを忘れないようにしてください。
