保険の大原則その2

「定期保険と終身保険」

保険のカタチのお話です。

生命保険や医療保険には大きく分けて
「定期保険」と「終身保険」の2種類があります。

「定期保険とは」

定期保険というのは、字の通り

期間を定めて(決めて)加入する保険です。

定期保険のタテとヨコ
保険の「タテ」と「ヨコ」

わたしは保険のタテとヨコと呼んでいますが、
万が一のことがあったときにどれくらいの保障があるのか=タテ
その保険がいつまで続く(有効な)のか=ヨコ

契約の時にこの2つの条件を決めて加入するものです。

ここで一般の方が陥りやすい大きな落とし穴があります。

それは・・・・

このタテとヨコを決めるのは誰か。ということです。

10年間使える冷蔵庫10万円、5年で壊れて買い換えないといけない冷蔵庫6万円、

という問題を出すと期間にフォーカスしていただけると思うのですが、
生命保険ではあまり気にせず入っている方がとても多いです。

いっぱんてきに「更新型」と呼ばれる保険であったり、テレビで保険料が安い告知をしている保険等は「保険期間が10年(15年)」になっているものが多く、

更新型の保険のイメージ
更新型の保険イメージ

まだ生命保険が必要な年齢で保険が終了してしまうので、更新(加入しなおし)しなければならなくなります。

生命保険がいつまで必要なのかは、

「子供が独立するまで」
「定年まで」
「配偶者の老齢年金がスタートするまで」

など考え方は様々で、本人が保険は10年間でと指定して加入しているなら問題ありませんが、
保険会社が決めた「10年」なら問題です。

家電製品を買うときのように、もう少しこだわっていただくと
保険って実はいろんなことができます。

無駄な保険料の支払いを少しでも減らしたいものです。

「終身保険」とは

期限を決めて加入するのが定期保険で

逆にエンドレス(基本的に生存している間)なのが「終身保険」です。

定期保険と終身保険のカタチ
定期保険と終身保険

医療保険やがん保険などは一般的に「終身保険」で設計することが多く、新規で発売される保険もほとんど終身です。

60歳で病気の保障は終了!っていわれたら不安ですよね。

オーソドックスなカタチとしては、

医療保険と生命保険のオーソドックスなカタチ
よくみかける組み合わせ

生命保険は「定期」と「終身」を組み合わせ、大きく保障が必要な期間をカバーしつつ、医療保険やガン保険等ご自身の体況にかかわる保険は老後も安心できるように「終身」でつくる。

来店型の保険ショップではこういう形で提案されることがおおいのではないでしょうか。

必要な時期は保険でしっかりカバーし、不要な保険はかけない

「定期保険」と「終身保険」を上手に組み合わせるとそれが可能です。

そういうお客様の希望にとことん付き合ってくれるプランナーに出会いたいものですね。

Follow me!

私がこの記事を書きました

橋田新一郎(Shinichiro Hashida)
橋田新一郎(Shinichiro Hashida)あんしん俱楽部FP
生命保険協会認定シニアライフコンサルタント
2級FP技能士
大手保険ショップにて長年経験を積み、2,000件以上のご相談を承る。
趣味は休日のスポーツと旅行。

あんしん倶楽部の保険相談は何度でも無料です

保険はもちろん、iDeCoやNISAなどお金に関すること、学資や年金に関すること、なんでもお気軽にご相談ください。店舗で、ご自宅で、オンラインで、ご都合にあわせた形で対応させていただきます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *