PSA検査で前立腺がんの早期発見を
2023年2月24日更新
前立腺癌を経験された方とお話する機会があり、
その中で「PSA検査」を強く勧められたので、
自分なりに調べたことも含めて共有させていただこうと思って
記事にしてみました。
もちろん私は医師でも、研究者でもないので
この記事をよんでもらって関心のあるかたは
専門家の方にお問い合わせください。
「PSA検査」とは
「PSA検査」は、採血のみの検査で、
血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種「PSA」の値を測定する検査で、
スクリーニング検査のなかで、もっとも精度が高く、簡単に受けることができるそうです。
前立腺がんを診断するだけでなく、
治療経過観察中の再燃・再発を見つけるための検査としても活用されており、
私がお話をお伺いした方も、手術後、定期的にPSAの値を測定しているそうです。
前立腺がん
前立腺がんは欧米では男性の癌の中で最も頻度の高いものの一つで、
癌死亡者の約20%を占めるといわれています。
日本においても男性の罹患数は1位で、罹患数・死亡者数共に増加しています。


前立腺がんは、多くの場合比較的ゆっくり進行し、
初期段階では自覚症状も現れないことが多いようです。
また近くのリンパ節や骨に転移することが多く、
肺、肝臓などに転移することもあり、
肺がんで亡くなったけれど、
元凶は前立腺の腫瘍であったということもあるそうです。
知らない間にゆっくり忍び寄ってくる感じが怖いですね・・・
ということで、私のような中高年の男性は
「定期的にPSA検査を受けといたほうかいいよ!」と勧められたわけです。
申し込みました。
じゃあ、実際に検査を受けるためにはどうしたらいいのか・・・
毎年会社で受診している健康診断のオプションで受けられないかと調べてみましたが、
PSA検査はありませんでした。
私に検査を勧めてくださった方は、2~3年ごとに人間ドックを受診されており、
その検査で前立腺がんが見つかったらしいのですが、
人間ドックって高い・・・というイメージがあり、
もうすこし調べてみました。
すると三田市の集団検診で見つけました!

日程が限られており、予約が必要ですが、なんと1000円!
結果どうなるかわかりませんが、検査はちゃんと受けておきたいと思い、
さっそく予約しました。
保険がらみの注意点
がんと診断されてから、ガン保険に加入することはできないので、
がん検診を受診する直前に、ガン保険に加入すればいいかというと、
通常、ガン保険は90日の免責期間があるので、
今月加入して、来月診断確定されたガンの支払いというわけにはいきません。
「がん保険のご加入はお早めに」