自営業者・フリーランスの年金はいくら?
2022年9月29日公開
先日「日本経済新聞」に
「国民年金「5万円台」維持へ 厚労省、厚生年金で穴埋め」という記事が掲載されました。
将来的に国民年金の月額給付額を5万円代でキープするという打ち出しに関する記事でしたが、
そもそも国民年金っていくらもらえるのか。
現在の状況を調べてみました。
そもそも自営業の方がもらえる年金は?

自営業の方の年金は、基本的に国民年金のみです。
日本に住んでいる20歳以上60歳未満の自営業の方は、国民年金の第1号被保険者に該当します。
国民年金保険料として支払う金額は、収入や所得に関係なく1ヵ月あたり16,610円(令和3年度)です。
令和3年4月支払分からの年金額
そして国民年金として受け取れる額は、65,075円(令和3年度)です。
令和3年度(月額) | 令和2年度(月額) | |
---|---|---|
国民年金(老齢基礎年金(満額)) | 65,075円 | 65,141円 |
厚生年金※(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額) | 220,496円 | 220,724円 |
上の表は日本年金機構の「令和3年4月分からの年金額等について」より引用しています。
つまり先程のニュースと合わせると、現在月6.5万円程支払わてれいる年金を、将来5万ぐらいまで減らしていきますが、頑張って5万円台はキープしようと思ってます。ってことですね。

自営業のみなさん、大丈夫ですか?
日本年金機構の上の表をみても明らかなように
会社員など厚生年金が付加される方々に比べて
自営業者・フリーランスの方等で「国民年金のみ」の方は、年金だけでは生活できるレベルとはいえません。
ひと昔のように「定年まで真面目に働けば年金で何とか生活できる」という状況は、
人生100年といわれる現在では、とっくの昔に無くなっています。
国民年金基金やiDeCoなどを積極的に利用してご自身の生活を”自衛”しましょう。
「iDeCoとかNISAとか、よく聞くけど実際よくわからない」という方、
とても多いです。

そんなときは「あんしん倶楽部のオンライン相談」利用してみてください。
安心してください。無料ですよ。
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